大多喜の家再生プロジェクト解体編

天候に恵まれた9月23日(日)、いよいよ大多喜の家再生プロジェクト第一弾「解体編」を実施しました。

9.23.2018古民家再生解体編

今回はワークショップ形式で実施し、参加いただけるメンバーの方たちと一緒に床や壁の解体をしていくことにしました。

募集期間も短く3連休の中日にあたりFacebookだけでの募集なので人が集まるのかと心配しましたが、娘の友人の某大学建築学科の学生さんたちの参加もあり、予想に反して20名を超える参加希望者の方々にお集まりいただきました。

今回集まっていただいた参加者は、指導及びコーディネーターを担当していただくつみき設計施工社の方々以外は、私達夫婦をはじめ皆さんほぼ解体作業ははじめての方ばかり。

つみき設計施工社の河野さんから、解体作業が始まると興奮してきて壊しすぎることがあるので、なるべく抑え気味でいきましょうとの注意事項を受けて作業はスタート。

今回は間取りの変更と畳からフローリングへの床変更があるので、床と壁の解体が主な作業となりました。各部屋ごとに3チームに分かれて、各自バールを手に解体作業に取り掛りました。

最初は力加減がわからず戸惑いながら作業をしていた参加者たちも嬉々として壁をバンバン打ち抜きます。

こんな押し入れは

あっという間に解体終了

床がぶかぶかしていたキッチンは

どんどんと床板を剥がされていきます。

畳の敷かれていた大広間は

子どもたちの手も借りて、バンバン床板を剥がされていきます。

いざ床板を剥がしてみると、シロアリと湿気のせいか基礎がボロボロの場所も

仕方なく根太と大引まで解体することに。今日は若者が多いので大人の私たちが抑えながら壊しすぎないように進めましょう、と言っていたつみきの河野さんが率先してバンバン根太を引き剥がしていきます。

で結局ここまでで今日の解体作業は終了

当初想定していた以上のものすごいスピードで作業が進み、大広間が土間になってしまいました。

やはり実際に壁を抜いてみると、表から裏まです~と風が抜けて、暗かった裏側の部屋にも光が入るようになり、何だか予想以上の気持ちよさでした。その風景を見て、今後の間取り最寄り具体的なイメージが浮かんできました。

次回は断熱と床はり、そして壁塗りへと展開していく予定です。

それでは、また。

今日はこの曲をどうぞ

Bruno Mars – The Lazy Song

Bruno Mars - The Lazy Song (Official Music Video)

給湯器の交換が必要なようです

この家には給湯器がついています。普通はガスだと思うんですが、ちょっと珍しい灯油を使う給湯器です。

この地域は都市ガスが通っていないので、ガスはプロパンガスです。プロパンガスは都市ガスに比べて単価が高いので、灯油の給湯器のほうがランニングコストが大幅に安いようです。製造年月日を見るとまだ設置して6年程度なので十分使えそうでした。

灯油タンクにはまだ灯油も入っているようだし、水道も電気も開通したので、使えるかどうかテストしてみました。

家の中のリモコンスイッチに電源が入りません。

給湯器からはチョロチョロと水漏れがしているようです。

まあ、こんなもんでしょう。

メーカーのサービスに電話をして、修理を依頼しました。中の配管に亀裂があり、電気系統の基盤の交換も必要、灯油タンクも目詰まりしているようだとのこと。この修理をしたあとに動かして、また別の不具合が見つかる可能性も高いとも言われました。

もともと使えればラッキー程度に思っていたので、この機会に給湯器自体を新品に交換したほうが良さそうです。

ちなみに中古住宅を買うときは設備が使えるか確認してから買うと思いますが、古い家なので現状有姿(あるがまま)で売られていましたので、仕方ありません。こんなこともあるので買値を値切って予算に余裕を持っておくことは大切ですね。

灯油給湯器はランニングコストだけでなく、給湯器自体もガスに比べて安いので、灯油給湯器という選択肢もあるのですが、灯油の運搬を考えるとガス給湯器に変更することも選択肢に入ります。

まず、ガス屋さんを呼んで見積もりを取るしかないですね。

それでは、また。

今日はこの曲をどうぞ。

Au/Ra – Concrete Jungle – Acoustic

Au/Ra - Concrete Jungle ( Acoustic )

「道具のことをきちんと学ぶワークショップ」に参加してみた

今後の施工をお願いすることにしたつみき施工設計社さんが実施されているワークショップ「道具のことをきちんと学ぶワークショップ」に参加してみました。

実はこれ施工をお願いする前に、このワークショップに参加してお話を聞いてからと思って申し込んでおいたものです。でも結局待ちきれずに施工の件で連絡させていただいて話は済んでしまいました

いずれにしても、自分でDIYをしていく上で道具について学んでおくことは重要なので、参加してきました。

ワークショップは2日間にわたるもので、1日目は主に手で使う道具(のこぎり、のみ、かんな)の使い方。

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まるで理解していなかった横引き刃と縦引き刃の役割の違いには「ホー」と感心し、髪の毛の太さ程度の違いの微妙さで調整する、かんなの刃の出具合調整に手こずり、自分でできるようになったときの内心ほくそ笑む感じに満足しながら、1日目のワークショップが終了しました。

2日目は電動工具(丸のこ、ドリル)の使い方でした。

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実際の作業では丸のこ、ドリルという電動工具が主体となると思いますが、今回は手で使う道具から学んだことで、木を切る、穴を開ける、削るといった動作の基本がよくわかり、電動工具を使う上でもすごく理解が深まったと思います。

特に電動工具は便利な半面、危険を伴う道具でもありますから、使う前のセッティング、使用前後の注意確認、使用後の道具の置き方まで、何が危険なことなのか十分理解して安全に使っていくことが重要だと実感しました。

それでは、また。

 

今日はこの曲を

Hozier – Like Real People Do

Hozier - Like Real People Do -- Barn on the Farm Sessions

浄化槽にしたいけれど

このあたりは下水道がまだ通っていないので、トイレは汲み取りか浄化槽です。

この家のトイレは汲み取り式、お風呂やキッチンの生活排水は浸透式です。

お風呂を試しに流してみると、排水がなかなか終わりません。どこかで排水が詰まっているのかもしれません。汲み取りトイレは匂いもきついので、合併浄化槽にしようかと思います。

都会ではあまり見ませんが、浄化槽とは敷地内に浄化槽を埋めてその中で汚水を微生物により分解してから排水する仕組みです。個人版の汚水処理場みたいなもんですね。そして、トイレと生活排水を合わせて処理するのが、合併浄化槽です。

当然環境面からも浄化槽の方がいいので、各自治体ではその設置に補助金を出しています。もちろん大多喜町でもあり、半額程度の負担ですむそうです。

水道業者に見積もりをお願いしましたが、道路の排水口に流すために道路の掘削が必要なようで、その費用が結構掛かるようです。

要検討です。

水道の元栓に所有権があるって知ってましたか?

家を買った時に水道元栓の所有権を変更しないと水道が使えないことがあるようです。

いよいよ工事を始めるので水道を使い始める必要が出てきました。大多喜町では水道の管理は町役場で行なっています。給水の届け出が必要なので役場に行ってきました。

私「水道使用開始届を持ってきました。」

担当者「給水装置の所有者はKさん(前所有者)ですね。水道所有者変更届はありますか?」

私「私がこの家を購入したので登記も変更して、今は土地も家も私が所有者になってます。」

担当者「家や土地の所有とは別ですよ。給水装置の所有権の変更が必要です。」

私「えっ? 土地の所有権と別に水道の元栓に所有権があるんですか?」

役場の担当者に聞いたところ、水道を引いた時にお金を払って給水加入権を購入されているので、土地の売買契約書に給水装置の所有権移転が書かれていない限り、役場では移転を判断できないということでした。ちなみに給水装置の所有権は全国どこでもあるそうです。

すぐに不動産屋さんに連絡をして、書類に前所有者の印鑑をいただきました。

今回は何の問題もなかったのですが、場合によってはこの印鑑をもらうためにさらにお金を要求されたり、前所有者に所有権を主張されて裁判にまでなったケースがあるそうです。

中古の不動産売買をするときの見落としがちな注意点でした。

それでは、また。

今日はこの曲をどうぞ

Justin Timberlake – Say Something by Allman Brown (Covers)

Justin Timberlake - Say Something by Allman Brown | COVERS 4K

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