壁貼り作業再開しました

最近はここに来ても、草刈りをして外で空を見ながらランチをしているだけで満足してしまいなかなか作業に入れませんでしたが、久々に作業を再開しました

あまった床板を壁に貼っていく作業です

砂壁に直接板を貼ることはできないので、上と下に2本下地となる角材を設置して、その上に床貼りと同じく隠しビスで床板を留めていきました

これまで横張りですすめていましたが、ここから縦に貼っていくことにしましたので、長さが短い分作業はずっと楽でした。

足らない材料の買い出しなどで時間がかかってしまい、この日は1面のみで終了となりましたが、残すところあと1面のみとなりましたので、壁貼りの終わりも見えてきました

作業後に近場の温泉に入るのが楽しみだったのですが、コロナ禍の影響で閉店時間が早まっており、温泉には間に合いませんでした。残念

 

それでは今日はこちらを

David Foster: Hit Man Returns "This Will Be" (Natalie Cole)

DIY番外編:コーヒーの自家焙煎

緊急事態宣言が続き、なかなか作業が進めません。たまに行っては草刈りで終了してばかり。しばらく記事も書けていないので、DIY番外編です。

今回はコーヒーの自家焙煎について

コーヒーは生豆を乾煎り(からいり)して熱を加えることにより、よく見るコーヒー色をした豆になります(この工程を「焙煎」、たんに「ロースト」とも言います)。これを挽いて粉状にして 色々な淹れ方で抽出し、美味しいコーヒーを楽しめるわけです。

焙煎したコーヒー豆を購入して家でドリップして楽しむ方が多いと思いますが、私はだいぶ前から生豆を購入して自家焙煎、つまり自分で焙煎してコーヒーを楽しんでいます。

私が自家焙煎をしている理由はいくつかあります。

  • 一番いい状態でコーヒーを楽しめること。焙煎後のコーヒーはどんどん香りを失っていきます。焙煎後2週間以内に飲むことが理想ですが、焙煎された豆を買っている限り、これはかなり難しいです。今は1週間で消費する量を焙煎して楽しめています
  • 同じ豆でも焙煎の度合いを変えることにより、色々な味を楽しめること。自分の気分で浅煎りから深煎りまで作ることができるので、いろいろな淹れ方でそれぞれの味を楽しめます
  • 保存期間が長いこと。生豆の保存期間は1年と言われています。安く大量に購入しても安心して消費できます
  • 生豆の値段が安いこと。生豆は、焙煎したコーヒー豆の1/2から1/10の値段です
  • やってみたら簡単だった

焙煎について

焙煎前の生豆は味も香りもほとんどなく、このままではコーヒーを飲むことはできません。

焙煎前の生豆

この豆を加熱して乾煎りすることにより豆は茶褐色から黒褐色への変化していきます。この過程でコーヒ豆に含まれる成分が化学変化を起こし、素晴らしい香りや苦味、酸味、甘味といったコーヒー独特の味わいが生まれます

焙煎後の豆

焙煎の度合いについて

コーヒーは焙煎の度合いによって浅煎りから深煎りまで何段階にもなります。一般的に浅煎りほど「酸味」が強く、深煎りほど「苦味」が強く出ます。また淹れ方によって向き不向きがあり、アメリカンやレギュラーコーヒーは中煎り、エスプレッソやカプチーノなどは深煎りがむいています

<ー 浅煎り          深煎り—>

焙煎の度合いは何段階にも分類され、細かく説明されているものも見かけますが、自家焙煎は結局のところ好みですから、試行錯誤しながら自分の気分で色々楽しむのがいいと思います。いろいろな豆を試しながら焙煎の度合い、淹れ方を変えてさまざまな味を楽しめるのが自家焙煎の醍醐味だと思っています。

自家焙煎のやり方

自家焙煎で検索するとまずこんな道具が出てくると思います

陶器の焙煎器
手網

 

私も最初ここから始めましたが、焙煎度合いを一定に保つのが結構難しいのと、だんだん面倒くさくなってきてこの方法はやめてしまいました。

いろいろ試した結果、現在のおすすめはどの家庭にもあるオーブン電子レンジです。オーブンで焙煎すれば、豆の状態を見ながら正確に時間管理と温度管理ができ、焙煎度合いも一定に保つことができます。何よりオーブンに任せてほっとけばできます。

手順は大きく分けて豆の選別ーー>焙煎ーー>冷却の3段階です

豆の選別:

生豆は選別されて出荷されていますが、それでも虫食いの豆や発育不良の豆が紛れているので、不良な豆をとりのぞきます。不良な豆が多いと雑味が増してしまうのだそうですが、雑味も味のうちと考えれば、どこまでやるかはお好みです

 

焙煎(ロースト):

オーブンのプレートにクッキングシートを敷き、生豆を均一に広げます。私は1回に200g程度焼いています

オーブンを使い220度で30分から35分焙煎します。

うちではプレートを中段にセットしています

入れっぱなしだと焼きむらが出てしまうので、何度か攪拌して均一に焼けるようにします。攪拌する時は庫内の温度が下がらないように、攪拌はプレートごと取り出して外で行い、プレートの出し入れ時はすぐに扉を閉めてください

0分  スタート

5分  豆がふっくらとしてきます。焼きむらが出てくるので、最初の撹拌をします

15分 浅煎り程度に焼けてきます。中心部と周辺部で焼きむらが出てくるので、よく攪拌します

25分 中煎り程度に焼けてきます。ここでもよく攪拌していきます。豆によってはここで取り出しても構いません。ここからは好みの焙煎度合いにより違うので、好きなところで取り出していきます

30分 中煎りから深煎り程度に進みます。さらに深煎りにするには様子を見ながら慎重に。すぐに焙煎し過ぎてしまいます

 

冷却:

オーブンから出した後も余熱で焙煎が進んでしまうので、急いで冷やしていく必要があります。

このままうちわなどであおぐという方法もあるかと思いますが、うちでは深めのパスタパンの中に入れて上からドライヤーの冷風で冷ましていきます

 

この工程で、大量のチャフ(コーヒー豆の焼けた薄皮)が出て周りに飛び散ります。作業場所は選んだ方がいいです。ガスコンロで手網で焙煎していた頃は焙煎の過程でもチャフが飛び回ってコンロの周りがチャフだらけになりました

今は焙煎の過程ではチャフは飛び回らず、冷却はシンクの中でやってます。お見苦しいですが、こんな感じです

最後にもう一度豆の選別をして不良の豆や焙煎不足の豆などを除きます

こうしてようやく自家焙煎コーヒー豆の完成です

焙煎したての豆は美味しいのか

焙煎した豆の飲み頃は3日から14日といわれています。焙煎したての豆は焙煎時に発生したガスが抜けきれていないので、風味が安定せず苦味が強いように思います。実際にドリップすると発生する泡の量が3日後とは全く違います

2~3日するとガスも抜けきり安定した美味しさになるようです。うちでは2週間分焙煎するのは大変なので、1週間ごとに飲み切る量を焙煎しています

この豆をドリップしたり、フレンチプレスやエスプレッソマシンで淹れたり、マキネッタで淹れたりと気分次第で楽しんでいます

 

それでは、今日はここまで

Kelly Rowland "Coffee" (Home Performance) | Open Mic

 

 

 

 

 

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