ゴールデンウイークが終わり久々に大多喜を訪れると、すでに田植えが終わっていました。
今日の作業は床貼りです
サイズを図って切り出した床板にボンドをつけていきます
さらに継ぎ目に45度の角度でビスを打ちます
この繰り返しで今日はここまで、できました
太陽はもうすぐ山陰に沈もうとしていました
今日はこの曲をどうぞ
大多喜町で手に入れた古民家を自分たちで改修してカフェを開店できるのか
ゴールデンウイークが終わり久々に大多喜を訪れると、すでに田植えが終わっていました。
今日の作業は床貼りです
サイズを図って切り出した床板にボンドをつけていきます
さらに継ぎ目に45度の角度でビスを打ちます
この繰り返しで今日はここまで、できました
太陽はもうすぐ山陰に沈もうとしていました
今日はこの曲をどうぞ
大多喜もすっかり春になり、庭の枝垂れ桜が咲き始めました。
作業もゆっくりと進んでいます。ひたすら床貼りです。
いよいよ和室部分の床貼りです。ここは根太がまだしっかりしているので、このまま気密シートを貼って捨て張りをします。畳には断熱効果もあるので、この部屋にはスタイロフォームは入れません。
で、こんな感じに仕上がりました。(気密シートを貼った状態の写真も撮っておけばよかった。)
庭のチューリップもすっかり満開です。いろいろな色のチューリップが咲くという球根セットを購入して植えましたが、ご覧の通り赤一色。
石膏ボードではじめての壁作りも開始です。
石膏ボードはカッターで簡単に切れるので、作業がはかどります。何回かカッターで切込みを入れて、裏から叩くと簡単に割れます。
でも今回知ったことですが、石膏ボードは安価で使いやすくとてもいい材料ですが、一点だけ欠点があります。廃棄するときの費用が馬鹿高い!通常のゴミとしては引き取ってもらえませんので、産業廃棄物として捨てなければなりません。数百円で買える石膏ボードも捨てるときには廃棄費用が1万円/平米位かかります。
このあとは、次回ワークショップで作業継続です。
それでは、今日の曲です。
2回目のワークショップを開催しました。
古民家再生に関心のある方は多いようで、今回も募集してすぐに定員に達してしまいました。ワークショップ当日は12月というのに20度近い暖かな日差しです。季節的には大多喜のきれいな紅葉を期待していたのですが、まだ早い感じでした。
今回のテーマは「床貼り&解体」です。
今回から参加される方も多かったので、全員で簡単な自己紹介のあと、つみきの田中さんから当日の作業内容の説明を受け、解体チームと床貼りチームに分かれて作業開始となりました。
解体は、おもに仏壇を取り壊して壁を抜くことと廊下にする予定の押し入れの床材の解体です。前回から間取り設計を進めて新たに解体が必要になった部分を追加で行うこととなりました。
解体作業途中の写真を取らないうちに作業が終わってしまい、気づいたらきれいに壁が抜けていました。
床貼りチームは、断熱工事と杉の無垢板の床貼り作業です。
今回の作業手順は、こうなります。
1.根太の間に断熱材(スタイロフォーム)をはさむ
2.防水防湿シートを貼り、気密テープで密封する
3.床材を根太にネジ止めする
スタイロフォームとは、ポリスチレンでできた発泡スチロールのような断熱材です。これを根太の間に隙間なく敷き詰めます。
根太の間のサイズを測り、カッターでスタイロフォームを切って根太の間に挟んでいきます。
根太の間隔は等間隔で施工されているとはいえ、ミリ単位で等間隔になっているわけではないので、実際の間隔を測りながらスタイロフォームが隙間なく入るよう微調整しながらの作業となります。
もっと古い古民家になると製材された材木ではなく、凸凹のある細い丸太をそのまま根太に使っていることが多いので、隙間を断熱材で埋めるのはかなり大変な作業になります。
一見床のように見えますが、発泡スチロールのような発泡材が挟んであるだけなので、スタイロフォームを踏み抜かないように慎重に根太の上を歩きながらの作業となりました。
できたと思ったら、踏み外して穴が空いてしまいました。ここを修復して密閉し直しです。
すべて敷き詰めた上に、防水防湿シートを貼っていきます。シートを敷いたあとに周辺を気密テープで貼り付けて完成です。
古い日本家屋は隙間だらけなので、床下からの冷気が天井の上り、屋根に抜けていくという空気の循環を作り出すので寒いのだそうです。
このシートで床下からの湿気とともに冷気の流れを防ぐとのことです。
次はいよいよ床貼りです。
今回は根太に直接床材を貼る根太張り施工です。この他にまず合板を下張し、その上に床材を貼る施工方法もありますが、この部屋は床の高さの関係で合板を貼ることができないため、直接根太に貼ることになりました。ちなみにこの部屋以外は合板で下張し、床板を張っていくことになります。
まずは前日レーザー水準器でつけた印に合わせて、基準となる角材を捨て打ちしました。この角材に合わせて一枚目を貼っていけばいいわけです。
スタイロフォームの上に立つことができないので、慎重にバランスを取りながら根太の上に立つ作業が続きます。バランスを鍛える体幹トレーニングのようです。
今回は無駄な材料が出にくい乱張り(乱尺張り)で貼っていきます。一定の長さの板を貼るのではなく、張りながら切っていくことで無駄な材料を出さない張り方です。隣の板とつなぎ目が重ならないよう、つなぎ目をランダムに貼るのが無垢板の風合いを活かした張り方だそうです。
ちなみに、もう一つの一般的な張り方がこちらです。
今回はフローリングの床板を数列貼ったところで時間切れとなり、ワークショップを終了となりました。
残りは引き続き、自分たちで仕上げていくことになります。
ワークショップは今後も続いていきます。
今後の予定としては、
床貼りワークショップ
壁塗りワークショップ
障子を使った断熱ワークショップ
柱&床の塗装ワークショップなどなど
いろいろ計画中です。
今日はこの曲をどうぞ
天候に恵まれた9月23日(日)、いよいよ大多喜の家再生プロジェクト第一弾「解体編」を実施しました。
今回はワークショップ形式で実施し、参加いただけるメンバーの方たちと一緒に床や壁の解体をしていくことにしました。
募集期間も短く3連休の中日にあたりFacebookだけでの募集なので人が集まるのかと心配しましたが、娘の友人の某大学建築学科の学生さんたちの参加もあり、予想に反して20名を超える参加希望者の方々にお集まりいただきました。
今回集まっていただいた参加者は、指導及びコーディネーターを担当していただくつみき設計施工社の方々以外は、私達夫婦をはじめ皆さんほぼ解体作業ははじめての方ばかり。
つみき設計施工社の河野さんから、解体作業が始まると興奮してきて壊しすぎることがあるので、なるべく抑え気味でいきましょうとの注意事項を受けて作業はスタート。
今回は間取りの変更と畳からフローリングへの床変更があるので、床と壁の解体が主な作業となりました。各部屋ごとに3チームに分かれて、各自バールを手に解体作業に取り掛りました。
最初は力加減がわからず戸惑いながら作業をしていた参加者たちも嬉々として壁をバンバン打ち抜きます。
こんな押し入れは
あっという間に解体終了
床がぶかぶかしていたキッチンは
どんどんと床板を剥がされていきます。
畳の敷かれていた大広間は
子どもたちの手も借りて、バンバン床板を剥がされていきます。
いざ床板を剥がしてみると、シロアリと湿気のせいか基礎がボロボロの場所も
仕方なく根太と大引まで解体することに。今日は若者が多いので大人の私たちが抑えながら壊しすぎないように進めましょう、と言っていたつみきの河野さんが率先してバンバン根太を引き剥がしていきます。
で結局ここまでで今日の解体作業は終了
当初想定していた以上のものすごいスピードで作業が進み、大広間が土間になってしまいました。
やはり実際に壁を抜いてみると、表から裏まです~と風が抜けて、暗かった裏側の部屋にも光が入るようになり、何だか予想以上の気持ちよさでした。その風景を見て、今後の間取り最寄り具体的なイメージが浮かんできました。
次回は断熱と床はり、そして壁塗りへと展開していく予定です。
それでは、また。
今日はこの曲をどうぞ
Bruno Mars – The Lazy Song