水道の元栓に所有権があるって知ってましたか?

家を買った時に水道元栓の所有権を変更しないと水道が使えないことがあるようです。

いよいよ工事を始めるので水道を使い始める必要が出てきました。大多喜町では水道の管理は町役場で行なっています。給水の届け出が必要なので役場に行ってきました。

私「水道使用開始届を持ってきました。」

担当者「給水装置の所有者はKさん(前所有者)ですね。水道所有者変更届はありますか?」

私「私がこの家を購入したので登記も変更して、今は土地も家も私が所有者になってます。」

担当者「家や土地の所有とは別ですよ。給水装置の所有権の変更が必要です。」

私「えっ? 土地の所有権と別に水道の元栓に所有権があるんですか?」

役場の担当者に聞いたところ、水道を引いた時にお金を払って給水加入権を購入されているので、土地の売買契約書に給水装置の所有権移転が書かれていない限り、役場では移転を判断できないということでした。ちなみに給水装置の所有権は全国どこでもあるそうです。

すぐに不動産屋さんに連絡をして、書類に前所有者の印鑑をいただきました。

今回は何の問題もなかったのですが、場合によってはこの印鑑をもらうためにさらにお金を要求されたり、前所有者に所有権を主張されて裁判にまでなったケースがあるそうです。

中古の不動産売買をするときの見落としがちな注意点でした。

それでは、また。

今日はこの曲をどうぞ

Justin Timberlake – Say Something by Allman Brown (Covers)

Justin Timberlake - Say Something by Allman Brown | COVERS 4K

古民家を探す

東京を生活の拠点にしながら週末を見晴らしの良い緑の中で暮らしてみたいと思いたち、物件探しがスタートしたのが6年前。

ネットで家さがしの末、ログハウスを借りる

主な情報源は田舎暮らし物件の専門サイトと通常の不動産サイト。すぐに必要なものでもないので気長に時々見る程度で、気になる物件は現地内覧をさせてもらいました。

古民家は本当にピンきりで、改装もバッチリですぐにでもほしい物件は手の出ない価格になるし、手頃な価格だと思うと内部がぼろぼろすぎて改装費用がとんでもなさそうなものがほとんどでした。

結局、たまたま見つけた千葉県長柄町のログハウスを借りて、2拠点生活の練習を開始しました。でも結果、実際に住んでみると周辺の地理も詳しくなり、この地域のどのあたりが良いかとか具体的にどんな物件がいいかなど、より詰まってきましたから、いきなり買わずにまずは賃貸でスタートするのは正解かもしれません。

大家さんとお別れし、木々に埋もれた大多喜の家に出会う

快適な2拠点生活でしたが、あっという間に何度めかの更新時期が来たことをきっかけに、気の合う大家さんともお別れしました。

しばらく物件探しの頻度も落ちていたのですが、不思議なもので、賃貸解約直後に今回の物件と出会うことになりました。

しばらく空き家で、うっそうとした木々に覆われた大多喜の家は、道路からは家の存在さえわかりません。

藪に囲まれ道から家が見えません

しかし、小高い丘の上に位置するこの家の周りは緑に囲まれた小高い山と広々とした空なので、周りを伐採すれば素晴らしい景色が手に入いるはずです。古民家に見えた家も築40年程度で十分自分たちでもなんとかできる範囲の改修で済みそうに思えました(ほとんど大工経験もなく、根拠もありませんでしたが)。

 

最後にこの曲をどうぞ

Isbells – Dreamer

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