和室の壁作り開始しました

次回のWSではもう一つの和室の壁の漆喰塗を行う予定なので、WSに向けて下地作りを開始しました。

 

元の壁はこんような化粧合板が貼ってありました。

このままでは漆喰がつきにくいので、この上に直接石膏ボードを貼っていきました。

下地がない壁には、下地を作った上で貼っていきます。

石膏ボードはカッターで切れるし、ヤスリで簡単に微調整もできるので木材に比べて、作業がとても楽です。石膏の粉だらけになりますが。

手順としては、

1.鉛筆で墨付けして

2.カッターで4,5回切れ目を入れ

3.裏からたたく(膝を軽くける)

4.簡単に割れるので、丁寧にカッターで切り離す

5.切断面をヤスリできれいにする

6.面取り(カッターまたは面取りヤスリで)

「石膏ボードの切り方」で検索して、youtubeの画像を参考にさせてもらいました。

やってみてわかったことは、石膏ボートを切るときは表(字の書いてない面)から切るのが正解です。裏から切ると表面の紙がボロボロになります。

あと石膏ボードは簡単に割れるので、角をつぶしたりしないよう注意が必要です。

慣れてくれば、作業はどんどん進みます。

作業もだいぶ進んだところで、ビスも残り少なくなってきたのでビスを買いに行ったところ、大変なことに気づきました。

これまで使っていたビスはこれ。

お店で注意書きをよく読むと「石膏ボードには使用できません。」とあります。

「えっ・・・・・・」

で、今回買った石膏ボード用のビスはこれ

石膏ボード用のビスは頭部がザラザラしていてパテなどが付きやすいようです。さらに、これまで使っていたコンパネビスは半ネジですが、このボードビスは全ネジです。

全ネジ:ネジ山が最後まで切ってある。

 

 

半ネジ:ネジ山が先端から中間まで切ってある。

うーーん。理由がよくわからないけど、やり直さないといけないのかなあ?

専門家に確認してみよう。

 

今日はこの曲で。

Tracy Chapman - Baby Can I Hold You (Official Music Video)

 

第4回古民家WS漆喰、塗装&床貼り編

第4回目となるワークショップは、漆喰塗り、塗装、そして杉板の床貼りとなりました。今回も募集をかけると早々と定員となる人気です。

今回も常連の方、新規の方半々の十数名で3グループに分かれて作業を進めていきます。いつもどおり、全員の方がすべての作業を経験できるように、休憩時間ごとに作業をローテーションしていきます。

まずは簡単な自己紹介をして、早速作業に取り掛かります。

まずは漆喰塗りグループ。

 

今回は和室の砂壁の上に漆喰を塗っていきます。

作業内容は、3段階です。

1.養生

2.シーラーの塗布

3.漆喰塗り

今回はワークショップ当日すぐに漆喰作業をするために、前日に養生とシーラーを塗っています。シーラーを塗ることで砂壁をある程度おさえる事ができ、塗ったあとのヤニのシミを防ぐ事ができるそうです。(今回はそれでもヤニが浮き出てきました。)

塗ったシーラーはこれ。

下地補強シーラー 「シンコー ガードシーラー 1kg

今回塗る漆喰はこれです。

ロイヤル通販オリジナル漆喰 「簡単 練り漆喰 壁材・天井材[1坪用/畳2畳分]4.0kg仕様 ホワイト

今回作業するのは深緑の砂壁の和室です。

つみき設計施工社の河野さんから、漆喰の特徴、塗り方などの説明を受けています。

いざ塗り始めると、当然ですが左官屋さんのように平らに塗ることはできず、それぞれが個性的な模様を描きながら塗っていきます。塗装と比べるととても時間のかかる作業ですが、塗っている方々はかなり楽しみながら進めていきました。

一箇所治すと別のところが歪んでしまう。それをまた修正することの繰り返しで徐々に塗り進めていきました。

 

こちらはペンキ塗り作業。スピードが全然違います。

 

 

そしていつもの床貼り作業。インパクトドライバーがはじめての参加者からスタートです。

 

天気予報は雨でしたが、なんとか持ちこたえて気持ちのいい天気のもと屋外でランチです。

近くの野菜直売所で買った朝取りの筍を焚き火の炭でじっくりと焼き上げ、おやつに。何もつけなくてもほくほくで香りのいい筍は大好評。地場の新ジャガもほくほくのまま、バターを挟んでいただきました。

 

最後の休憩で元気を取り戻し、最後の作業へ。

皆さんのおかげで、漆喰は八畳間の壁全面が完了しました。シーラーを下塗りしましたが、残念ながら長年のヤニが少し浮いてきているようです。

 

ペイントグループは、当初予定していた部分は早々と完了し、予定外の場所まで塗ってくれました。

 

床貼りチームもいいペースで作業を進めて、時間切れ。

最後に車座になって、それぞれの感想と質問を河野さんが聞いていきます。

いつもどおり、皆さん怪我もなく楽しく作業をしていただいたようで、良かった! やはり、みんなで作業していると楽しい。

つみきさん主催のワークショップも残すところあと一回となってきました。

その後も自主参加で作業に参加していただけるというメンバーも出てきて、ホント頼もしい限りです。

 

それでは今日はこれでも。

Aaron Espe - "Sunday Night In Chinatown" [Live Session]

大多喜は春になり、まだまだ作業は続いています

大多喜もすっかり春になり、庭の枝垂れ桜が咲き始めました。

作業もゆっくりと進んでいます。ひたすら床貼りです。

いよいよ和室部分の床貼りです。ここは根太がまだしっかりしているので、このまま気密シートを貼って捨て張りをします。畳には断熱効果もあるので、この部屋にはスタイロフォームは入れません。

で、こんな感じに仕上がりました。(気密シートを貼った状態の写真も撮っておけばよかった。)

庭のチューリップもすっかり満開です。いろいろな色のチューリップが咲くという球根セットを購入して植えましたが、ご覧の通り赤一色。

石膏ボードではじめての壁作りも開始です。

石膏ボードはカッターで簡単に切れるので、作業がはかどります。何回かカッターで切込みを入れて、裏から叩くと簡単に割れます。

でも今回知ったことですが、石膏ボードは安価で使いやすくとてもいい材料ですが、一点だけ欠点があります。廃棄するときの費用が馬鹿高い!通常のゴミとしては引き取ってもらえませんので、産業廃棄物として捨てなければなりません。数百円で買える石膏ボードも捨てるときには廃棄費用が1万円/平米位かかります。

このあとは、次回ワークショップで作業継続です。

 

それでは、今日の曲です。

Ray LaMontagne - Such A Simple Thing (Live from Later... with Jools Holland on BBC1)

 

床貼り継続作業してきました

今回はワークショップでやり残した床貼り作業の継続作業です。

ワークショップにも毎回参加いただいているSさんとTさんも、わざわざ休日にもかかわらずお手伝いいただきました。

床板を黙々と張っていきます。ワークショップで多人数とやっているときと違い、単調な作業だけに一人でやると結構疲れます。

最後の板はすこし細工が必要です。

柱の出っ張りに合わせて、切込みを入れます。

壁にはまりやすくするために、壁側の切断面は斜めにカットします。壁際に合わせて、板の幅も丸鋸をフリーハンドで切っていきます。丸鋸の扱いもだいぶ慣れてきました。

(参照:https://99diy.tokyo/wooden_flooring/)

前回のワークショップで根太を貼っていった部屋は、レーザー水平器で根太のレベルを合わせて、鋼製束を微調整して、ピンコロにビス止めしました。

Tさんに根太の張り残りを施工してもらって、断熱材をはめ込んでいきます。

サイズ合わせに四苦八苦しながら、ゆっくりと作業は進みます。時々力を入れすぎて割ってしまうことも。この作業が一番大変かも。

一方、寝室と和室の間の壁作りをSさんにお願いし、ここまでできました。

すばらしい!

と、ここまででこの週末の作業は終了し、近所のいつもの温泉にGO!

今日はこの曲を

第三回古民家再生プロジェクト床貼り編

大多喜の家再生ワークショップも第三回を迎えました。

第一回から参加いただいているメンバーにあらたなメンバーも加わりスタートしました。

今回はさらに施工をお願いしているつみき施工さんのところに、アメリカからインターンに来ているハーバード大学生のブライアンさんやポルトガル出身の方も加わり英語も入ったワークショップとなりました。

焚き火を囲んで暖をとりながら、まずは簡単な自己紹介から。

これから古民家を買ってDIYで改修しようと思っている方、すでにある田舎の家を自分で改修する予定の方、建築関係の各部の大学生などそれぞれの興味で参加していただきました。

この日は3グループに分かれての作業です。

まずはプロの大工さんから床の構造説明と安全に作業をするための注意点を聞きます。

いよいよ3グループに分かれての作業開始となります。

インパクトドライバーを使うのが初めてというメンバーも多く、開始当初は空回りするドライバーの音がそこかしこから聞こえてきます。

2グループが床貼りを担当し、あと1グループは土台づくりです。

この家の半分はプロの手で合板まで貼ってありますが、残りはその作業を見て自分たちで完成する予定なので、床貼りと並行して土台づくりを行うという珍しいワークショップとなりました。

土を掘って、910mm間隔で土台となるコンクリート塊(ピンコロ)を固定し、その上に鋼製束を固定して大引を支える土台づくりです。

簡単そうに見えますがピンコロの高さと水平を合わせ、大引に束を下からビスで固定するのは初心者には結構難しい作業です。

初めは一つのピンコロの固定にも数人がかりで四苦八苦です。

一方の床張りグループはだんだんと慣れてくると、空回りするドライバーの音も少なくなってきました。

今回は前回と違い、根太への直張りではなく、合板にボンド付してビスどめの作業です。

前回は細い根太の上に立ち、時には断熱材を踏み抜きながらの作業でしたが、今回は足場が安定している分、だいぶ効率が良いようです。

2時間に1回程度の休憩を挟みながら、グループをローテーションしてみんなが色々な作業に参加できるようになっています。集中力が落ちてくると怪我をしやすくなるので、休憩も重要な作業です。

土台チームの作業も順調に進んでいきます。

さすが人数がいるとスピードが違います。ピンコロの設置も根太の設置もどんどん進みます。

外で廃材を燃やしていた焚き火では焼き芋もいい具合に出来上がってきます。

床板はりもどんどん進み、

根太はりも完了です。

帰りのバスの時間に合わせて作業も終了し、おしるこを食べて本日のワークショップは終了です。

 

今回の作業は想像以上のスピードで進みました。参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました。

次回4月、また会いましょう!

今日はこの曲で

Kygo - Happy Now ft. Sandro Cavazza (Official Video)

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