ユンボ(パワーショベル)って個人でレンタルできるそうです

庭の半分を埋め尽くしている植木を整理して整地するために人力では無理そうなので、ユンボ(パワーショベル)のような重機が必要だなと思っていました。

近所の工事現場でよく見かけるこの機械

 

整地作業をネットで調べていると、ユンボのレンタルがでてきました。それもたったの1万円以下!! これならレンタルして自分でやれば安くすみそうだ。

どんな免許がいるのかな?

事業者じゃない個人で借りられるのか?

という疑問が湧いてきましたので、ユンボを借りるためにいろいろ調べてみました。

1.ユンボの運転、操作には免許・資格が絶対必要

2.ただし、今回の自宅の庭のような「私有地」で造園や整地を行うためには無免許でも大丈夫

3.個人でも借してくれる

4.小さめのユンボ(3t未満の重量の小型車両系建設機械)を運転できる資格ならば2日間の講習を受けるだけで取得できる

すぐにレンタルして使えそうですが、流石に建設機械を何も知らずに使うのは危険な匂いがプンプンします。

ここは安全第一で、小型車両系建設機械の二日間の講習を受けることにしました。

3t未満の建設機械と言ってもこんなにあるんです。

小型車両系建設機械 機体重量3t未満
ブルドーザー
トラクターショベル
ドラグショベル
ミニショベル
ホイールローダー
ブレーカー(アタッチメント機械)

自宅の庭で使う分には十分すぎるでしょう。

早速、建設機械のトップメーカー、コマツが実施している講習「小型車両系建設機械(整地・運搬・積み込み用及び掘削用)の運転業務に関わる特別教育」に申し込みました。

主な対象機械

教育科目と時間

学科(1日目)

科目教育時間
走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識3時間
作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識2時間
運転に必要な一般的事項に関する知識1時間
関係法令1時間

実技(2日目)

科目教育時間
走行の操作4時間
作業のための装置の操作2時間

講習会場は八王子郊外にあり、自宅から車で1時間前後、電車では1時間半以上かかります。

初日は渋滞を見越して2時間前に家を出て、車で向かったところきっちり1時間で到着しました。

Free-Photos / Pixabay

学科の中でも、特にどのようなケースで事故になるのか聞くだけでも十分価値があったと思います。やはり簡単に使えても建設機械ですから、ちょっとした事故で人命に関わることに今更ながら気付くことができました。

久しぶりの長時間にわたる聞くだけの講習は辛いものがありましたが、1日の終わりに確認テストを実施し、採点もなくただの答え合わせで、無事学科講習は修了。

2日目はいよいよお楽しみの実技講習。学科同様修了試験はないので、講習終了後にはめでたく資格取得となります。

1日目と同様余裕を持って2時間前に家を出発したところ、

0532-2008 / Pixabay

大渋滞!!!

事故で大渋滞!!!!

首都高から中央高速まで大渋滞!!!

会場に着いた時はすでに集合時間を1時間以上過ぎた大遅刻。

当然、集合場所には誰もおらず、受付に行くと事務員さんが静かな声できっぱりと

「受講はできませんね。」

whoismargot / Pixabay

………

ですよね。

終了…………

来る時に3時間もかけてたどり着いた道をきっちり1時間で帰宅しました。

それでは、また。

 

今日はこの曲をどうぞ

Bobby McFerrin – Don’t Worry Be Happy

Bobby McFerrin - Don't Worry Be Happy (Official Music Video)

基本DIY、でもプロのサポートも受けたい

できるだけ自分たちで改修作業をやってみたいと思ってはいたものの、実際問題として素人の自分たちにできる範囲には限界があります。

それにリフォーム鬱(うつ)という言葉があるそうで、嬉々として古民家を手に入れたものの実際作業を始めてみると、その膨大で孤独な作業にだんだん楽しくなくなってきて、なんでこんなこと始めたんだろうと後悔し始めるとか。

ともにつくるDIYワークショップ?

プロのサポートを受けながら、自分たちでできるだけの範囲を作業し、更にみんなでワイワイ楽しく作業を進めることはできないかなあと探してみると、まさにドンピシャの本がありました。

ともにつくるDIYワークショップ リノベーション空間と8つのメソッド 単行本(ソフトカバー) – 2018/4/14

河野直 (著), 河野桃子 (著), つみき設計施工社 (著)

プロの設計者と工務店のサポートを受けながら、ワークショップ形式で興味のある人達が集まり、工事を進めていくって。これだよこれ。探していたのは。こんな工事方法があるなんてまさにびっくり。

実施しているのは市川市にある参加型リノベーションを専門とする工務店

つみき設計施工社

さっそく連絡をして打合せ。出てきたのは、いかにも人の良さそうな若い創業者ご夫妻と担当者の方々。後日、現地を一緒に下見して、すぐにお願いすることにしました。

予算も少ない中どこまで実現できるのかわかりませんが、家そのものよりも、今後の作業を考えるとなんかすごく楽しくなってきました。

それでは、また。

 

今日はこの曲をどうぞ

BossaCucaNova & Marcos Valle – Os Grilos

BossaCucaNova & Marcos Valle - Os Grilos - DVD

 

 

家探しの重要なポイント(備忘録)

家を買うことは一生のうちに何度もあることでもないと思うので、私が学んだ家探しのポイントを書いておこうと思います。

不動産を買うときの一番大事なことは「家は一軒だけじゃない」ということを肝に銘じておくことだと思います。

1.場所(地域)を限定しないと決められない

MabelAmber / Pixabay

場所も決めずに不動産を見ているといろんな家に目移りし、なかなか決められませんでした。まずは家を探す前に場所を限定することが重要です。

場所を決める手段として何度かその地域に旅行に行ってみるのがいいかもしれません。良さそうな地域が決まったら、いきなり家を買わずに、まずは賃貸してみるっていうのもいいかもしれません。

賃貸してしばらくその家に通っていると周りの地域とかどんな家が欲しいかというのが具体的にわかってきます。私たちの場合は、結果として物件選びがやりやすくなりました。

2.重要なのは家よりも土地

jpeter2 / Pixabay

場所をある程度絞り込んだら次は家さがし。

不動産を買うときに1番大切なのは土地選びだと思います。家は後からいくらでも建て替えはできますが、土地だけは一度買ったらどうしようもありません。その土地から見える景色や周辺の環境などはどう頑張っても変更のしようがありません。家を選ぶときはまず家を選ぶのではなくてその土地、その土地から見える景色や周りの環境を自分が気に入るかどうかが最重要ポイントです。

3.設備を見ないで家を見る

Skitterphoto / Pixabay

次に家選びですが、ここで注意したのは設備は気にしないと言うことです。家を建て替えるよりは設備を入れ替える方がとても安く済みます。どんなにボロボロの設備だろうと家自体がしっかりしているのであればあまり気にしないことかと思います。ただし、水回りの変更はお金がかかりますので、そのまま使えるに越したことはありません。

では家のどこがポイントかと言うと、雨漏りをしている家、傾いている家など明らかに修繕費用がかかるような家だけは避けた方が良いかと思います。やっぱり傾きを直したり屋根の修繕をしたりと言うのは大変な金額がかかりますので。ちなみに空き家よりは人が住んでいる家のほうが安心できます。少なくとも人が住んでいるということは生活するために必要な修繕はされているはずですから。

4.家は値切って買うのが当たり前

nattanan23 / Pixabay

気に入った土地と気に入った家が見つかったら次は価格交渉です。自分にとってはちょっと意外だったんですが、不動産の価格を値引きできないと思っている人が意外に多いそうです。不動産は価格交渉して値引きして買うのが基本だと思います。提示価格はあくまでも売主がこの価格で売れたらいいなぁと言う希望価格ですから、自分の予算と照らし合わせてどこまで売主と交渉するかが腕の見せ所です。

この価格交渉の時に1番陥りやすい間違いが物件に惚れてしまうということだそうです。何度も見ているうちにどうしても欲しくなってしまって、もうこの価格でもいいやと買ってしまうのがよくあるパターンだそうです。気に入る物件は後々いくらでも出てくると思って、1つの物件にこだわらずに自分の予算をきっちりと守る姿勢で物件を選ぶのがとても大切だと思います。ここで最初に言った1番重要なポイントがあるんです。「家は一軒だけじゃない。」

すぐに住める中古物件ではなくて古民家は買った後にいくらでもお金がかかります。買うこと自体に予算を使い果たしてしまうとその後みすぼらしいまましばらく住み続けなければいけなくなってしまいます。できるだけ買値を抑えて、その後の改修工事に予算を回すよう頑張りました。

それでは、また。

 

今日はこの曲をどうぞ

Ray LaMontagne – Jolene

古民家を探す

東京を生活の拠点にしながら週末を見晴らしの良い緑の中で暮らしてみたいと思いたち、物件探しがスタートしたのが6年前。

ネットで家さがしの末、ログハウスを借りる

主な情報源は田舎暮らし物件の専門サイトと通常の不動産サイト。すぐに必要なものでもないので気長に時々見る程度で、気になる物件は現地内覧をさせてもらいました。

古民家は本当にピンきりで、改装もバッチリですぐにでもほしい物件は手の出ない価格になるし、手頃な価格だと思うと内部がぼろぼろすぎて改装費用がとんでもなさそうなものがほとんどでした。

結局、たまたま見つけた千葉県長柄町のログハウスを借りて、2拠点生活の練習を開始しました。でも結果、実際に住んでみると周辺の地理も詳しくなり、この地域のどのあたりが良いかとか具体的にどんな物件がいいかなど、より詰まってきましたから、いきなり買わずにまずは賃貸でスタートするのは正解かもしれません。

大家さんとお別れし、木々に埋もれた大多喜の家に出会う

快適な2拠点生活でしたが、あっという間に何度めかの更新時期が来たことをきっかけに、気の合う大家さんともお別れしました。

しばらく物件探しの頻度も落ちていたのですが、不思議なもので、賃貸解約直後に今回の物件と出会うことになりました。

しばらく空き家で、うっそうとした木々に覆われた大多喜の家は、道路からは家の存在さえわかりません。

藪に囲まれ道から家が見えません

しかし、小高い丘の上に位置するこの家の周りは緑に囲まれた小高い山と広々とした空なので、周りを伐採すれば素晴らしい景色が手に入いるはずです。古民家に見えた家も築40年程度で十分自分たちでもなんとかできる範囲の改修で済みそうに思えました(ほとんど大工経験もなく、根拠もありませんでしたが)。

 

最後にこの曲をどうぞ

Isbells – Dreamer

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