薪ストーブって本当に温かい
StockSnap / Pixabay以前借りていた長柄町のログハウスには薪ストーブが付いていたので、冬の間は薪ストーブを使っていました。そこで初めて使い始めたのですが、その暖かさにはびっくりしました。
家中温まるのはもちろん、薪をくべすぎると汗をかくくらい。夜寝る前に多めに薪をくべておけば、朝起きる時もそれほど寒さを感じませんでした。
薪ストーブはなぜそんなに高いのか?
stevepb / Pixabay今回の家にも、薪ストーブを入れたいなと思っていますが、その価格が高すぎる。ほとんど設置費用一式100万が普通のように書いてあります。一方で、10万もかからず購入できるようなものもあります。この違いはなんなんでしょうか。
ということで調べてみました。
高価格な組み合わせの内訳は
本体20万〜
煙突50万〜
工事費30万〜
合計 100万〜
(イメージ画像)
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ところが、私が使っていたような薪ストーブと同型のものの価格を調べると
本体 5万程度
煙突 数万円
工事費?
合計 10万〜
値段が一桁違います。
(イメージ画像)
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どうやら燃焼方式の違いらしい
この違いを一口で言えば、燃焼方式の違いのようです。
今主流の高価格の薪ストーブは本体と煙突の構造により、燃焼効率を高め不完全燃焼を起こさず煙まで完全に燃やしきります。これにより薪の量も少なく、排気もきれいな燃焼を実現しているようです。結果、タールやすすも少なくなり煙突掃除などメンテナンスも容易になります。
確かに、私が使っていた低価格の薪ストーブは火のつきはじめはすごく煙が出て、家中煙臭くなりました。薪もかなりの量を消費していましたが、使った経験がなかったので、こんなものかと納得していました。今の薪ストーブは昔の薪ストーブの半分程度の薪で十分だそうです。
薪ストーブで一番大変なのは薪の確保です

すごくイメージのいい薪ストーブですが、使い始めて初めて分かるのは、ずいぶんと薪を消費するということです。
地域にもよりますが、1シーズン通常6t前後の薪が必要なようです。無料で薪が手に入るのならいいですが、通常は丸太をもらって自分で薪割りをするか、すでに割られている薪を購入することになります。
薪の価格は軽トラ一杯(400kg程度)で1.5万円位ですので、すべて購入で賄うと1シーズンの薪代は20万円前後かかる計算になります。
私が使っていたときはほぼ週末しか利用しなかったので、そこまでかかりませんでした。無償で丸太が手に入る環境にありましたので、当初は自分でチェーンソーで丸太を玉切りにし、斧で薪割りをしていました。最初は物珍しくもあり面白かったのですが、結構な力仕事で、だんだんと必要量に薪割りが追いつかなくなり、途中でギブアップし購入することにしました。
無料の薪割りを続けるのではなく、購入主体で考えると燃料消費の違いは、ランニングコストにはね返ってきますから、仮に年間10万も違えば10年で高価格の薪ストーブでももとが取れる計算になります。
ここに定住しフルシーズン使うのであれば、間違いなく高価格のものを選べるのですが、これまでの使用頻度を考えるとなかなか判断しかねるところです。
もうしばらく悩みそうです。
それでは、また。
今日はこの曲をどうぞ
Lianne La Havas – No Room For Doubt – A Take A Way Show